哲學者てつがくしや)” の例文
新字:哲学者
いやわたくし哲學者てつがくしやでもなんでもい。が、これ主張しゆちやうするのは、おほい各人かくじん義務ぎむだらうとおもふのです、これ道理だうりことで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
これはまた落雷らくらいのやうなこゑでした。さつきからくのをやめて、どんなことになるかとはらはらしながらきいてゐたせみ哲學者てつがくしや附近あたりがもとの靜穩しづかさにかへると
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
あゝ思慮しりよ知識ちしき解悟かいご哲學者てつがくしや自若じゝやくいづくにかると、かれ只管ひたすらおもふて、ぢて、みづか赤面せきめんする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
感覺かんかくうちおい人生じんせい全體ぜんたいふくまつてゐるのです。これにすることにくこと出來できます。が、これ輕蔑けいべつすること出來できんです。でるから、ストア哲學者てつがくしや未來みらいこと出來できんのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)