トップ
>
吝
>
しは
ふりがな文庫
“
吝
(
しは
)” の例文
その代り
吝
(
しは
)
き事も二とは下らねど、よき事には大旦那が甘い方ゆゑ、少しのほまちは無き事も有るまじ、厭やに成つたら私の
所
(
とこ
)
まで端書一枚、こまかき事は入らず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
然
(
しか
)
るに此伊勢屋五兵衞と云は
古今稀
(
ここんまれ
)
なる
吝嗇
(
りんしよく
)
人にて其
吝
(
しは
)
き事譬ふるに物なく
所謂
(
いはゆる
)
爪
(
つめ
)
に火を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「え、——まア/\あの
吝
(
しは
)
ん
坊
(
ばう
)
にしては、清水の舞臺から飛降りたつもりでせうよ」
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その
代
(
かは
)
り
吝
(
しは
)
き
事
(
こと
)
も二とは
下
(
さが
)
らねど、よき
事
(
こと
)
には
大旦那
(
おほだんな
)
が
甘
(
あま
)
い
方
(
はう
)
ゆゑ、
少
(
すこ
)
しのほまちは
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
も
有
(
あ
)
るまじ、
厭
(
い
)
やに
成
(
な
)
つたら
私
(
わたし
)
の
所
(
とこ
)
まで
端書
(
はがき
)
一
枚
(
まい
)
、こまかき
事
(
こと
)
は
入
(
い
)
らず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぞ待にける爰に
飯焚
(
めしたき
)
の宅兵衞と云は
桝屋
(
ますや
)
久藏が
豐前
(
ぶぜん
)
小倉に居る時よりの飯焚にて
生得
(
しやうとく
)
愚鈍
(
ぐどん
)
なる上最も
吝
(
しは
)
く一文の錢も只は
遣
(
つか
)
はず二文にして遣はんと思ふ程の男なれども
至極
(
しごく
)
の女好にて年は五十を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
その代り
吝
(
しは
)
き事も二とは
下
(
さが
)
らねど、よき事には
大旦那
(
おほだんな
)
が甘い
方
(
はう
)
ゆゑ、少しのほまちは無き事も有るまじ、
厭
(
い
)
やに成つたら私の
所
(
とこ
)
まで
端書
(
はがき
)
一枚、こまかき事は入らず
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吝
漢検1級
部首:⼝
7画
“吝”を含む語句
吝嗇
吝嗇漢
吝嗇家
吝嗇坊
鄙吝
吝々
物吝
卑吝
吝嗇者
慳吝
吝嗇奴
吝嗇爺
吝嗇屋
吝嗇臭
吝坊
吝垂
吝気
吝臭
吝薔
貪吝
...