“合祀”の読み方と例文
読み方割合
ごうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神社が合祀ごうしせられ氏子うじこが多くなると、そういう小さい団体はかずを増して、たがいに相手の心持こころもちが通ぜず、思いおもいなことをするようになったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
現に紀州では神社合祀ごうしを濫行し神林を伐り尽くして有益鳥類を失い、ために害虫おびただしく田畑にはびこり、霞網などを大枚出して買い入れ雀を捕えしむるに、一
路の左側に石の華表とりいのある社は、河津八幡宮かわづはちまんぐうで、元の祭神は天児屋根命あまこやねのみことであったが、後に河津三郎祐泰さぶろうすけやす及びその子の祐成すけなり時致ときむねの三人を合祀ごうししたものであった。
火傷した神様 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)