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衍
ふりがな文庫
“衍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えん
40.0%
あやま
20.0%
はびこ
20.0%
ひ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えん
(逆引き)
父の容態が
愈
(
いよいよ
)
だめと思われた朝、近所の
衍
(
えん
)
という世話好きの奥さんがやって来て、父の様子を一目見て驚き、あなたはまあ、何をぼんやりしているのです
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
衍(えん)の例文をもっと
(2作品)
見る
あやま
(逆引き)
「だが、女のために大儀を
衍
(
あやま
)
る」と、勘平はまたごろりと横になりながら言った。「考えてみると、気の毒なものじゃね。こうしてだんだん
籾
(
もみ
)
と
糠
(
ぬか
)
とが
撰
(
え
)
り分けられるんだよ」
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
衍(あやま)の例文をもっと
(1作品)
見る
はびこ
(逆引き)
現に紀州では神社
合祀
(
ごうし
)
を濫行し神林を伐り尽くして有益鳥類
栖
(
す
)
を失い、ために害虫
夥
(
おびただ
)
しく田畑に
衍
(
はびこ
)
り、霞網などを大枚出して買い入れ雀を捕えしむるに、一
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
衍(はびこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひ
(逆引き)
支那やインドで竜王を拝して雨を乞うたは
主
(
おも
)
にこれに因ったので、それより
衍
(
ひ
)
いて諸般の天象を竜の
所為
(
しわざ
)
としたのは、例せば『武江年表』に、元文二年四月二十五日
外山
(
とやま
)
の辺より竜出て
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
衍(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
衍
漢検1級
部首:⾏
9画
“衍”を含む語句
敷衍
布衍
蔓衍
富衍
衍字
繁衍
篋衍
道衍
衍義
衍儀
羅摩衍那
羅摩衍譚
壺衍鞮
游衍
平衍
孫星衍本
孫伯衍
“衍”のふりがなが多い著者
森田草平
南方熊楠
幸田露伴
太宰治