召集令しょうしゅうれい)” の例文
それで、一まいこうかとおもって、いにかけて、かえってみると召集令しょうしゅうれいがきていたんだ。ああ、それでがついたよ。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦争せんそうが、だんだんおおきくなって、ついに、あにのところへも召集令しょうしゅうれいがきました。わたしは、そのわすれることができません。
たましいは生きている (新字新仮名) / 小川未明(著)
ある召集令しょうしゅうれいが、ちゅう一のもとへまいりました。かれは、仕事道具しごとどうぐをなげすててすぐにちあがった。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
ところが事変じへんなみは、こうしたしずかな田舎いなかへもせてきました。かれには召集令しょうしゅうれいくだったのであります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
去年きょねんれ、徳蔵とくぞうさんに、召集令しょうしゅうれいくだりました。たつ一は、そらくもって、かぜに、はたりながら、氏神うじがみさまへおくっていったことをわすれることができません。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
あきのはじめでした。げんさんに、召集令しょうしゅうれいくだりました。
クラリネットを吹く男 (新字新仮名) / 小川未明(著)