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受身
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うけみ
ふりがな文庫
“
受身
(
うけみ
)” の例文
「えゝ、
受身
(
うけみ
)
の形でね。私、努力なんかしないのよ。愛情に導かれてついて行くだけ。こんな善行には、何の功績もありはしないわ。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
みすみす
煮湯
(
にえゆ
)
ば呑まして知らん顔をしているのだぞ! (段六が何か言おうとするのに押しかぶせて)うう、百姓は弱え、
受身
(
うけみ
)
だ、弱えと
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
受身
(
うけみ
)
の立場からいうたら、
目上
(
めうえ
)
の人から受けた
恩
(
おん
)
よりも、
目下
(
めした
)
の者から受けた
恩
(
おん
)
のほうが大きいこともある。自分の
君公
(
くんこう
)
からお
古
(
ふる
)
の
裃
(
かみしも
)
を
頂戴
(
ちょうだい
)
するのは、昔では非常の
恩誼
(
おんぎ
)
とみなした。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
入神中
(
にゅうしんちゅう
)
のT
女
(
じょ
)
の
意識
(
いしき
)
は
奥
(
おく
)
の
方
(
ほう
)
に
微
(
かす
)
かに
残
(
のこ
)
ってはいるが、それは
全然
(
ぜんぜん
)
受身
(
うけみ
)
の
状態
(
じょうたい
)
に
置
(
お
)
かれ、そして
彼女
(
かのじょ
)
とは
全然
(
ぜんぜん
)
別個
(
べっこ
)
の
存在
(
そんざい
)
——
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
と
名告
(
なの
)
る
他
(
た
)
の
人格
(
じんかく
)
が
彼女
(
かのじょ
)
の
体躯
(
たいく
)
を
司配
(
しはい
)
して、
任意
(
にんい
)
に
口
(
くち
)
を
動
(
うご
)
かし
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その行爲はつまらない小さなものだつたとしても、なほこちらから働きかけたものであつた。そして私は何もかも
受身
(
うけみ
)
の生活には
飽々
(
あき/\
)
してゐたのだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
受
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“受”で始まる語句
受
受取
受合
受持
受領
受納
受答
受売
受容
受附