“勝氣”の読み方と例文
新字:勝気
読み方割合
かちき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもとき場合ばあひによつたもので、のべつに勝氣かちき振廻ふりまはしてもりますまい、そのうちにもをんな勝氣かちきなかへつゝんで諸事しよじ心得こゝろえたらいかもれませぬけれど
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
むすめでございますか? むすめ眞砂まさごとしは十九さいでございます。これはをとこにもおとらぬくらゐ勝氣かちきをんなでございますが、まだ一武弘たけひろほかには、をとこつたことはございません。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
勝氣かちきのさせる理由わけ口惜くやなみだなのでした。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)