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ぜんしん
卜斎の
前身を知らずに、かれをただの
鏃鍛冶とばかり思っていた、
大久保長安の
家来たちは、少々あッけにとられている顔つき。
枕のとがなる
鬢の
後毛を掻き上げた
後は、
捻るように
前身をそらして、櫛の背を歯に
銜え、両手を高く
かくして
見る
時、
火山の
火熱の
原因、
或は
言葉を
換へていへば、
火山から
流出する
鎔岩の
前身たる
岩漿が
地下に
貯藏せられてゐる
場所は、
決して
深いものではなく
噴火によつて
噴き
出されるものゝ
本體は、
第一に
鎔岩であり、これが
前身たる
岩漿である。
それをいうと、
柴田勝家の
遺臣という、自分の
前身が
暴露する。
“前身”の意味
《名詞》
(ぜんしん)以前の身分。
(ぜんしん)団体・組織などの以前の形。
(ぜんしん)(仏教)前世の身の上。
まえみ 参照。
(出典:Wiktionary)