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前等
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めえら
ふりがな文庫
“
前等
(
めえら
)” の例文
「そうれお
前等
(
めえら
)
注
(
つ
)
えで
遣
(
や
)
んのにそんな
小鉢
(
こばち
)
なんぞ
桶
(
をけ
)
の
上
(
うへ
)
さ
突出
(
つんだ
)
させちや
畢
(
を
)
へねえな、それだらだら
垂
(
た
)
ツらあ、
柄杓
(
ひしやく
)
そつちへおん
出
(
だ
)
して
行
(
や
)
るもんだ」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
作「
私
(
わし
)
イ頼まれて少し相談ぶちに
参
(
めえ
)
ったが、お
前等
(
めえら
)
の
家
(
うち
)
に此の頃
年齢
(
としごろ
)
二十二三の
若
(
わけ
)
え色の
白
(
しれ
)
え江戸者が来て居ると云う話、それに
就
(
つ
)
いて少し訳あって
参
(
めえ
)
った」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山野に馴れた爺の目には、沼の水を見さっせえ、お
前等
(
めえら
)
がいった、毒虫が、ポカリポカリ浮いてるだ。……
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けんども、はあ何んでもお
前等
(
めえら
)
が仕合せになってんだら、行ぐも悪かあなかっぺえ。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
何うも是非がねえから無理にも始末を着けなければなんねえから、お
前等
(
めえら
)
をば頼むと云うまアーづ訳になって見れば、
己
(
おれ
)
も頼まれゝば
後
(
あと
)
へも
退
(
ひ
)
けねえ訳だから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
柿など盗んだ
何
(
なん
)
のと云う訳でねえ、そうでねえ、それ、お
前
(
めえ
)
知って居るが、三藏どんの
妹娘
(
いもとむすめ
)
は屋敷奉公して
帰
(
けえ
)
って来て居た処、お
前等
(
めえら
)
ア
家
(
うち
)
のノウ、其の
若
(
わけ
)
え男を見て
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なにもお
前等
(
めえら
)
の方で
咎
(
とが
)
める
理合
(
りええ
)
はあんめえてエいって
掛合
(
かけええ
)
に往ったって駄目だハア
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛