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利
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きゝ
ふりがな文庫
“
利
(
きゝ
)” の例文
目科の細君が
最
(
いと
)
賢き説を立てながらも其説の当らざりしは無理に非ず、後に至りて
聞糺
(
きゝたゞ
)
せしに老人は全く左
利
(
きゝ
)
なりしに相違なし
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
いや、
前刻
(
さつき
)
船
(
ふね
)
の
中
(
なか
)
で
焚
(
や
)
けるのを
向
(
むか
)
ふから
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
な、
活
(
い
)
きた
人
(
ひと
)
だと
吃驚
(
びつくり
)
しつけの。お
前様
(
めえさま
)
一廉
(
ひとかど
)
の
利
(
きゝ
)
ものだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
伊香保の木暮八郎方に逗留している
中
(
うち
)
に、隣座敷に居た橋本幸三郎さんてえ人が、
此方
(
こっち
)
の
温泉
(
ゆ
)
は
利
(
きゝ
)
が
宜
(
い
)
い、案内しようといわれて、跡から供の峯松と云う奴の車に乗って参る
途
(
みち
)
で
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
馬「足もなにも
利
(
きゝ
)
ません」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“利”の意味
《名詞》
利(リ)
(リ)ためになること。もうけ。恵み。
(出典:Wiktionary)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“利”を含む語句
利益
墺太利
伊太利
徳利
高利貸
貧乏徳利
英吉利
以太利
冥利
砂利
利目
腕利
小砂利
西比利亜
勝利
利潤
智利
利剣
酒徳利
伊太利人
...