トップ
>
凍
>
こほり
ふりがな文庫
“
凍
(
こほり
)” の例文
此雪にて
造
(
つく
)
りたる物、天又
人工
(
じんこう
)
をたすけて一夜の間に
凍
(
こほり
)
て鉄石の如くになるゆゑ、いかほど大入にてもさじきの
崩
(
くづる
)
る気づかひなし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此雪にて
造
(
つく
)
りたる物、天又
人工
(
じんこう
)
をたすけて一夜の間に
凍
(
こほり
)
て鉄石の如くになるゆゑ、いかほど大入にてもさじきの
崩
(
くづる
)
る気づかひなし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
沫雪
(
あわゆき
)
の
条
(
くだり
)
にいへるごとく、冬の雪は
軟
(
やはら
)
にして
足場
(
あしば
)
あしきゆゑ、熊を
捕
(
とる
)
は雪の
凍
(
こほり
)
たる春の土用まへ、かれが穴よりいでんとする
頃
(
ころ
)
を
程
(
ほど
)
よき
時節
(
じせつ
)
とする也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
橇
(
かんじき
)
にて
足
(
あし
)
自在
(
じざい
)
ならず、雪
膝
(
ひざ
)
を
越
(
こ
)
すゆゑ也。これ冬の雪中一ツの
艱難
(
かんなん
)
なり。春は雪
凍
(
こほり
)
て
銕石
(
てつせき
)
のごとくなれば、
雪車
(
そり
)
(又
雪舟
(
そり
)
の字をも用ふ)を以て
重
(
おもき
)
を
乗
(
の
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
前にもしば/\いへるごとく、我国の雪冬は
凍
(
こほら
)
ざるゆゑ、冬に
輴
(
そり
)
をつかへば雪におちいりて
擿
(
ひく
)
ことならじ。輴は春の雪鉄石のごとく
凍
(
こほり
)
たる正二三月の間に用ふべきもの也。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
さて下に三把を
並
(
なら
)
べ、中には二把、
上
(
うへ
)
には一把、これを
縄
(
なは
)
にて強く
縛
(
くゝ
)
し
麓
(
ふもと
)
に
臨
(
のぞん
)
で
蹉跌
(
すべらかす
)
に、
凍
(
こほり
)
たる雪の上なれば幾百丈の高も
一瞬
(
まばたき
)
の
間
(
ま
)
にふもとにいたるを
輴
(
そり
)
にのせて
引
(
ひき
)
かへる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
凍
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
“凍”を含む語句
凍死
冷凍
凍結
凍傷
凍雪
下凍
凍豆腐
夕凍
凍土
凝凍
凍着
凍原
朝凍
凍上
凍蝶
凍天
上凍
冷凍球
凍雲
霜凍
...