“凍土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いてつち75.0%
とうど25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山茶花や井の水むとる兵のバケツ音立てぬその凍土いてつち
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
凍土いてつちにつまづきがちの老の冬
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
凍土とうどの感じだった。毎年毎年、地下何尺かまでこおるので、土がふくれ上って、白っちゃけてしまったという感じであった。家も木も、土も、洗いさらされているような感じがするのである。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)