“凍結”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かじけ25.0%
こおっ25.0%
こゞ25.0%
とうけつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「未だ手が凍結かじけるほどでもありませんよ。それにこの節は御倹約ということに決定きめたのですから」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
離れ小屋には小馬が空っぽの凍結こおっ馬草桶ひづつをガタン——ガタン——
飢えたる百姓達 (新字新仮名) / 今野大力(著)
總身そうみさむって、血管中けっくわんぢゅうとほおそろしさに、いのちねつ凍結こゞえさうな! いっみな呼戻よびもどさうか? 乳母うば!……えゝ、乳母うばなんやくつ? おそろしいこの
むかし洋人はじめて印度インドに航する者あり。王にいいて曰く、臣が国、冬日とうじつあり、水凍結とうけつしてしょうのごとく、鏡のごとく、堅きこと石のごとしと。王おのれいつわるとなしてこれを殺せり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)