“凍上”の読み方と例文
読み方割合
とうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同行のS君は数年前から私の凍上とうじょうの研究の助手をつとめているので「凍土屋」の七つ道具をすっかり携えて持参してくれた。
永久凍土地帯 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
目的は、樺太の北、敷香しすか〔ポロナイスク〕の町近いあるツンドラ地帯で、冬期間の凍上とうじょうを防止したいという問題が起って、その予備調査をしようというのであった。
ツンドラへの旅 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
極寒地では冬土が凍ると持ち上げられ、所謂凍上とうじょうの現象が起きる。
実験室の思い出 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)