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『実験室の思い出』
ふりがな文庫
『
実験室の思い出
(
じっけんしつのおもいで
)
』
実験室に於ける寺田先生のことを書こうと思うと、私はすぐ大学の卒業実験をやった狭い実験室のことを思い出す。 それは化学の新館と呼ばれていた、小さい裸のコンクリートの建物の一階にあった狭い実験室である。震災の翌年のことで、物理の建物が使えなくな …
著者
中谷宇吉郎
初出
「婦人公論」1941(昭和16)年2月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
き
)
朧
(
おぼ
)
極
(
き
)
関聯
(
かんれん
)
鑢
(
やすり
)
迸
(
ほとばし
)
褶曲
(
しゅうきょく
)
罅
(
ひび
)
盤陀
(
はんだ
)
皺
(
しわ
)
瓦斯
(
ガス
)
無闇
(
むやみ
)
伯林
(
ベルリン
)
放々
(
ほうほう
)
撒
(
ま
)
所謂
(
いわゆる
)
態
(
てい
)
団栗
(
どんぐり
)
可笑
(
おか
)
凍上
(
とうじょう
)
倫敦
(
ロンドン
)