凍土とうど)” の例文
凍土とうどの感じだった。毎年毎年、地下何尺かまでこおるので、土がふくれ上って、白っちゃけてしまったという感じであった。家も木も、土も、洗いさらされているような感じがするのである。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)