“夕凍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆふじみ80.0%
ゆうじ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕凍ゆふじみを子らと見にるとなり原軍馬は群れて還りゐにけり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
夕凍ゆふじみ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
肉をあぶる香ばしい匂いが夕凍ゆうじみの匂いに混じって来た。一日の仕事を終えたらしい大工のような人が、息を吐く微かな音をさせながら、堯にすれちがってすたすたと坂を登って行った。
冬の日 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)