公正こうせい)” の例文
あるひえらんでこれみ、ときにしてしかのちこといだし、くに(五六)こみちらず、(五七)公正こうせいあらざればいきどほりはつせず、しか禍災くわさいものげてかぞからざるなりはなはまどふ。
かれは、もう、なか刺戟しげきには、えられなくなりました。また、いろいろな喜悲劇きひげきるのがわずらわしくなりました。そこには、平和へいわというもの、公正こうせいというものが、まったくなかったからです。