“俳畫”の読み方と例文
読み方割合
はいぐわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初(はじ)めは俳畫(はいぐわ)のやうだと思(おも)つて見(み)て居(ゐ)たが、これ實(じつ)に畫(ゑ)でも何(なん)でもない。細雨(さいう)に暮(く)れなんとする山間村落(さんかんそんらく)の生活(せいくわつ)の最(もつと)も靜(しづ)かなる部分(ぶゝん)である。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
時計(とけい)の右(みぎ)が壁(かべ)で、左(ひだり)が袋戸棚(ふくろとだな)になつてゐた。其(その)張交(はりまぜ)に石摺(いしずり)だの、俳畫(はいぐわ)だの、扇(あふぎ)の骨(ほね)を拔(ぬ)いたものなどが見(み)えた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
雨(あめ)がポツ/\降(ふ)つて居(ゐ)る。自分(じぶん)は山(やま)の手(て)の方(はう)をのみ見(み)て居(ゐ)た。初(はじ)めは何心(なにごころ)なく見(み)るともなしに見(み)て居(ゐ)る内(うち)に、次第(しだい)に今(いま)見(み)て居(ゐ)る前面(ぜんめん)の光景(くわうけい)は一幅(ぷく)の俳畫(はいぐわ)となつて現(あら)はれて來(き)た。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)