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仕候
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つかまつりそうろう
ふりがな文庫
“
仕候
(
つかまつりそうろう
)” の例文
殊
(
こと
)
に
頬白
(
ほおじろ
)
などは
囀
(
さえず
)
りまでもかえたらしく、何だか一年増しに歌の声が短くなって、一筆啓上
仕候
(
つかまつりそうろう
)
などとは、聴いてもらえそうもなくなった。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
序
(
ついで
)
に御同宿の婦人の事、同支配人より
委
(
くわ
)
しく拝承、貴殿ならではそこまで引っぱり込み得ざる相手と存じ、本社の特種と
致度
(
いたしたく
)
、警察と打合わせ手配を依頼
仕候
(
つかまつりそうろう
)
。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
拝啓
(
はいけい
)
仕候
(
つかまつりそうろう
)
。
陳
(
のぶれ
)
ば過日
瘠我慢之説
(
やせがまんのせつ
)
と題したる
草稿
(
そうこう
)
一冊を
呈
(
てい
)
し候。
或
(
あるい
)
は御一読も
被成下
(
なしくだされ
)
候哉
(
そうろうや
)
。
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
殿に筋違いの御恨み抱き、寄り寄り密謀中のところを突き止め候間、取急ぎおしらせ
仕候
(
つかまつりそうろう
)
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
すこぶる面白く感動
仕候
(
つかまつりそうろう
)
、その中に、劍山登り不可能の話
有之
(
これあり
)
候に就きて、思い出し候
間
(
あいだ
)
、御参考までに別紙切抜き送り候、……なお小生のその後、富山県庁の社寺課長より聞く所に
拠
(
よ
)
れば
越中劍岳先登記
(新字新仮名)
/
柴崎芳太郎
(著)
▼ もっと見る
「ずいぶん骨が折れ
候
(
そうら
)
えども、仕事はかなり細かきつもりに
御座候
(
ござそうろう
)
。ちなみに見本の皿破片全部別送
仕候
(
つかまつりそうろう
)
あいだ、なにとぞ新品とお
較
(
くら
)
べのうえ御満足をもって御嘉納下さるよう願上げ候。頓首。」
踊る地平線:02 テムズに聴く
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
其節
(
そのせつ
)
申上
(
もうしあげ
)
候通り、
何
(
いず
)
れ
是
(
これ
)
は
時節
(
じせつ
)
を
見計
(
みはからい
)
、世に
公
(
おおやけ
)
にする
積
(
つもり
)
に
候得共
(
そうらえども
)
、
尚
(
なお
)
熟考
(
じゅくこう
)
仕候
(
つかまつりそうろう
)
に、書中或は事実の間違は
有之間敷哉
(
これあるまじきや
)
、又は
立論之旨
(
りつろんのむね
)
に付御意見は
有之間敷哉
(
これあるまじきや
)
、
若
(
も
)
しこれあらば
無御伏臓
(
ごふくぞうなく
)
被仰聞
(
おおせきけられ
)
被下度
(
くだされたく
)
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
多年日本紳士
諸彦
(
しょげん
)
ノ御引立ヲ
蒙
(
こうむ
)
リ廉価ニ御調製
仕候
(
つかまつりそうろう
)
。
踊る地平線:03 黄と白の群像
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
「服喪中につき、年賀欠礼
仕候
(
つかまつりそうろう
)
」
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“仕候”で始まる語句
仕候也
仕候間