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人力
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じんりよく
ふりがな文庫
“
人力
(
じんりよく
)” の例文
また
二十尺
(
にじつしやく
)
も
三十尺
(
さんじつしやく
)
も
高
(
たか
)
い
石
(
いし
)
を
兩側
(
りようがは
)
に
立
(
た
)
てゝ、その
上
(
うへ
)
に
横
(
よこ
)
に
巨石
(
きよせき
)
を
載
(
の
)
せてあるものなどは、たゞ
人力
(
じんりよく
)
だけでもつてなされるものではなく、
種々
(
しゆ/″\
)
工夫
(
くふう
)
を
凝
(
こら
)
したものでせう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
たゞわれ/\
日本人
(
につぽんじん
)
としてはかような
天災
(
てんさい
)
に
屈
(
くつ
)
することなく、
寧
(
むし
)
ろ
人力
(
じんりよく
)
を
以
(
もつ
)
てその
災禍
(
さいか
)
をないようにしたいものである。かくするには
地震
(
ぢしん
)
や
火山
(
かざん
)
の
何物
(
なにもの
)
であるかを
究
(
きは
)
めることが
第一
(
だいゝち
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
細工に落ちると云ふが、僕のやる事は、自然の手順が狂はない様にあらかじめ
人力
(
じんりよく
)
で装置をする丈だ。自然に背いた
没分暁
(
ぼつぶんぎょう
)
の事を企てるのとは
質
(
たち
)
が違ふ。細工だつて構はん。細工が
悪
(
わる
)
いのではない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今日
(
こんにち
)
のごとく
機械
(
きかい
)
の
力
(
ちから
)
がない
時代
(
じだい
)
でありますから、たゞ
多數
(
たすう
)
の
人間
(
にんげん
)
が
力
(
ちから
)
を
合
(
あは
)
せて、
時
(
とき
)
には
牛馬
(
ぎゆうば
)
の
力
(
ちから
)
を
借
(
か
)
りたかもわかりませんが、
多
(
おほ
)
くは
人力
(
じんりよく
)
をもつてなされたものに
相違
(
そうい
)
ありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“人力”の解説
人力(en: Human power)とは、人間を動力源とする動力。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“人力”で始まる語句
人力車
人力曳
人力車夫
人力挽
人力俥夫
人力車人
人力車宿
人力車屋
人力車挽