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二宮尊徳
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にのみやそんとく
ふりがな文庫
“
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)” の例文
しかしそれはまずそれとして何もそんなに心配せずとも或種類の芸術に至っては決して
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)
の教と
牴触
(
ていしょく
)
しないで済むものが
許多
(
いくら
)
もある。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)
翁
(
をう
)
を
祭
(
まつ
)
れる
報徳神社
(
はうとくじんじや
)
に
詣
(
まう
)
づ。
木
(
き
)
の
鳥居
(
とりゐ
)
に
階子
(
はしご
)
して
輪飾
(
わかざり
)
をかくる
状
(
さま
)
など、いたく
神寂
(
かんさ
)
びたり。
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
斜
(
ななめ
)
に見た
標札屋
(
ひょうさつや
)
の
露店
(
ろてん
)
、
天幕
(
てんと
)
の下に並んだ見本は
徳川家康
(
とくがわいえやす
)
、
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)
、
渡辺崋山
(
わたなべかざん
)
、
近藤勇
(
こんどういさみ
)
、
近松門左衛門
(
ちかまつもんざえもん
)
などの名を並べている。こう云う名前もいつの
間
(
ま
)
にか有り来りの名前に変ってしまう。
浅草公園:或シナリオ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宮
(
みや
)
は、
報徳神社
(
はうとくじんじや
)
といふ、
彼
(
か
)
の
二宮尊徳
(
にのみやそんとく
)
翁
(
をう
)
を
祭
(
まつ
)
れるもの、
石段
(
いしだん
)
の
南北
(
なんぼく
)
に
畏
(
かしこ
)
くも、
宮樣
(
みやさま
)
御手植
(
おんてうゑ
)
の
對
(
つゐ
)
の
榊
(
さかき
)
、
四邊
(
あたり
)
に
塵
(
ちり
)
も
留
(
とゞ
)
めず、
高
(
たか
)
きあたり
靜
(
しづか
)
に
鳥
(
とり
)
の
聲
(
こゑ
)
鳴
(
な
)
きかはす。
此
(
こ
)
の
社
(
やしろ
)
に
詣
(
まう
)
でて
云々
(
しか/″\
)
。
城の石垣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
尊
常用漢字
小6
部首:⼨
12画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“二宮”で始まる語句
二宮
二宮孝作
二宮山
二宮流
二宮孤松
二宮翁夜話
二宮金次郎