“二個(にこ)” の例文
『武村(たけむら)が、とう/\御安眠(ごあんみん)を妨害(ぼうがい)しましたね。』と、水兵(すいへい)に命(めい)じて二個(にこ)の倚子(ゐす)を近寄(ちかよ)せた。
されば今世紀(こんせいき)に於(おい)て最(もつと)も進歩(しんぽ)發達(はつたつ)して居(を)ると稱(せう)せらるゝ佛國(フツこく)シエルブル造船所(ざうせんじよ)の一等潜行艇(いつとうせんかうてい)でも、此(この)二個(にこ)の缺點(けつてん)のある爲(ため)に充分(じゆうぶん)の働作(はたらき)も出來(でき)ず、首尾(しゆび)よく敵艦(てきかん)に接近(せつきん)しながら
艦中(かんちう)の一同(いちどう)はヒタと鳴(なり)を靜(しづ)めたのである。只(たゞ)見(み)る本艦(ほんかん)を去(さ)る事(こと)三海里(さんかいり)餘(よ)、橄欖島(かんらんたう)と覺(おぼ)しき島(しま)の北方(ほつぽう)に當(あた)つて、毒龍(どくりよう)蟠(わだかま)るが如(ごと)き二個(にこ)の島嶼(たうしよ)がある。其(その)島陰(しまかげ)から忽然(こつぜん)として一點(いつてん)の光(ひかり)がピカリツ。