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事
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こん
ふりがな文庫
“
事
(
こん
)” の例文
汝
(
われ
)
先ず親方にべなって見べし。ここのがよりも欲にかかるべえに。……芸もねえ
事
(
こん
)
に
可愛
(
めんこ
)
くもねえ
面
(
つら
)
つんだすなてば
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
何うしたって嬢様が逃げ出す
気遣
(
きづけえ
)
はねえだ、逃げなけりゃア殺されることもねえだ、それを知って居ながら黙ってゝ、嬢様が逃出してから殺されゝば、汝が殺したも同じ
事
(
こん
)
だぞ
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
(
銭金
(
ぜにかね
)
はさて
措
(
お
)
かっせえ、だが、足を濡らすは、厭な
事
(
こん
)
だ。)と云う間も
無
(
ね
)
え。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
川端の
嘉
(
かあ
)
ちゃんは甲種合格だってね、
俺
(
おら
)
が
家
(
とこ
)
の忠はまだ
抽籤
(
くじ
)
は済まねえが、海軍に
採
(
と
)
られべって
事
(
こん
)
だ、俺も
稼
(
かせ
)
げる男の子はなし、忠をとられりゃ
作代
(
さくだい
)
でも雇うべい、国家の為だ、仕方が無えな
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
私
(
わし
)
が
此家
(
こっち
)
へ奉公に来た
翌年
(
あくるとし
)
の
事
(
こん
)
だから、私がハア三十一の時だ、左様すると……二十七八年
前
(
めえ
)
のこんだ、何でも二月の
初
(
はじめ
)
だった、孩児を連れた夫婦の客人が来て、
離家
(
はなれ
)
に泊って、三日ばかりいたのサ
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“事”の意味
《名詞》
事(こと)
ある一時期におこる、まとまったひとつらなりの動き。ことがら。できごと。
他の語句を体言にする。
予定、必然や軽い命令を表す。
(出典:Wiktionary)
“事”の解説
事(こと)、事(じ)。
(出典:Wikipedia)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“事”を含む語句
事情
事実
事件
他事
好事
食事
何事
好事家
事實
事故
大事
無事
仕事
情事
事業
徒事
善事
曲事
一事
万事
...