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三河島
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みかはしま
ふりがな文庫
“
三河島
(
みかはしま
)” の例文
……
何
(
なん
)
とかや——いと
呼
(
よ
)
んでさがして、
漸
(
やうや
)
く
竹
(
たけ
)
の
臺
(
だい
)
でめぐり
合
(
あ
)
ひ、そこも
火
(
ひ
)
に
追
(
お
)
はれて、
三河島
(
みかはしま
)
へ
遁
(
に
)
げのびてゐるのだといふ。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
島なき場所も
柳島
(
やなぎしま
)
三河島
(
みかはしま
)
向島
(
むかうじま
)
なぞと呼ばれ、森なき処にも
烏森
(
からすもり
)
、
鷺
(
さぎ
)
の
森
(
もり
)
の如き名称が残されてある。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
王子
(
わうじ
)
の
音無川
(
おとなしかは
)
も
三河島
(
みかはしま
)
の野を
潤
(
うるほ
)
した其の末は
山谷堀
(
さんやぼり
)
となつて同じく船を
泛
(
うか
)
べる。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
此路
(
このみち
)
を
眞直
(
まつすぐ
)
に
參
(
まゐ
)
りますと、
左樣
(
さやう
)
三河島
(
みかはしま
)
と、
路
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
に
教
(
をし
)
へられて、おや/\と、
引返
(
ひきかへ
)
し、
白壁
(
しらかべ
)
の
見
(
み
)
ゆる
土藏
(
どざう
)
をあてに
他
(
た
)
の
畦
(
あぜ
)
を
突切
(
つツき
)
るに、ちよろ/\
水
(
みづ
)
のある
中
(
なか
)
に
紫
(
むらさき
)
の
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
いたる
草
(
くさ
)
あり。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“三河島(三河島町)”の解説
三河島町(みかわしままち)とは、東京府北豊島郡にかつて存在した町である。現在の荒川区の中部に位置していた。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“三河島”で始まる語句
三河島村
三河島菜
三河島田圃