一興いつきよう)” の例文
てき米國軍艦べいこくぐんかんわれ帝國軍艦ていこくぐんかん水雷すいらい砲火ほうくわならぬ陸上りくじやう運動うんどうをもつてたがひいどたゝかふも一興いつきようであらうとおもふ。
宗助そうすけ主人しゆじんまへすわつて、この屏風びやうぶくわんする一切いつさいこと自白じはくしやうか、しまいかと思案しあんしたが、ふとけるのも一興いつきようだらうと心付こゝろづいて、とう/\じつ是々これ/\だと、今迄いままで顛末てんまつくはしくはなした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)