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ようやく
ふりがな文庫
“ようやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
漸
35.7%
踊躍
21.4%
踴躍
14.3%
用役
7.1%
燿奕
7.1%
妖薬
7.1%
要扼
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漸
(逆引き)
私達親子のものが移ろうとした新しい巣は、着いて見ると、
漸
(
ようやく
)
く工事を終ったばかりで、まだ大工が一人二人入って、そこここを
補
(
つくろ
)
っているところであった。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ようやく(漸)の例文をもっと
(5作品)
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踊躍
(逆引き)
色の
真黒
(
まっくろ
)
な子供が、手がわりに銃を受取ると
斉
(
ひと
)
しく、むくむく、もこもこと、
踊躍
(
ようやく
)
して降りたのを思うと、一具の銃は、一行の名誉と、
衿飾
(
きんしょく
)
の、
旗表
(
はたじるし
)
であったらしい。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ようやく(踊躍)の例文をもっと
(3作品)
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踴躍
(逆引き)
将
(
まさ
)
にこれ大飢饉さえも、尊王倒幕の別働隊たらんとす。「イザ
叡山
(
えいざん
)
に紙旗押し立てん、千人の義兵あらば、
竪子
(
じゅし
)
を倒すは眼前に
在
(
あ
)
り」と高山彦九を
踴躍
(
ようやく
)
せしめたりしは、実にこの時にありとす。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ようやく(踴躍)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
用役
(逆引き)
生ぜしかば主税之助は
新參
(
しんざん
)
の
用役
(
ようやく
)
安間平左衞門
立花左仲
(
たちばなさちう
)
其外氣に
適
(
あひ
)
たる
佞臣
(
ねいしん
)
どもを集め雪の寒を凌がんと晝より
酒宴
(
しゆえん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
(
され
)
ば嘉川主税之助は
何卒
(
なにとぞ
)
して藤五郎を害せんと思ひ
新規
(
しんき
)
抱
(
かゝ
)
へ入れ
用役
(
ようやく
)
安間平左衞門と種々談合致しけるを
腰元
(
こしもと
)
お島此事を
竊
(
ひそか
)
に知りける故大いに打驚き早々此由を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ようやく(用役)の例文をもっと
(1作品)
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燿奕
(逆引き)
この曲の美しさは第一楽章だが、それはいかにも
燿奕
(
ようやく
)
的で、人の心に食い入る魅力がある。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
第三楽章の
燿奕
(
ようやく
)
的な美しさは忘れがたいものである。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
ようやく(燿奕)の例文をもっと
(1作品)
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妖薬
(逆引き)
救わんとの一芝居打ちお前さんをくわえこみ夫の手をかりて
妖薬
(
ようやく
)
をあたえかみの毛をあたって死んだと見せ夫の身代に相立申候段重々
不相済
(
あいすまず
)
とは存候共これひとえに夫なる卍の富五郎を
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ようやく(妖薬)の例文をもっと
(1作品)
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要扼
(逆引き)
「つまり彼は威嚇をもって、相手を
慴伏
(
しょうふく
)
させたのだ」将監は先へ語りつづけた。「こいつと目差した船があると、まずその進路を
要扼
(
ようやく
)
し、ドンと大砲をぶっ放すのだ。だがそいつは空砲だ。 ...
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ようやく(要扼)の例文をもっと
(1作品)
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“ようやく”の意味
《形容動詞》
ようやく(漸く)
(やや古)次第に。だんだん。
やっと。かろうじて。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ユヤク
ゆやく
こおどり
ゆうやく
すすむ
ぜん
とん
やう
やうや
やうやく