“ゆうやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勇躍47.4%
釉薬26.3%
踴躍26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、数日、井伊谷に滞在していた佐々成政が、やがて勇躍ゆうやくして、自領の越中えっちゅう富山とやまの城へ帰ったことは事実である。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
表面には、西班牙スペイン風の美麗な釉薬ゆうやくが施されていて、素人の手作りのせいか、どこか形に古拙こせつなところがあった。法水はそれをずらりと卓上に並べて云った。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
原つぱには、青葉が房やかに萠えてゐるなかで、仔牛や仔馬がさながら歓喜そのものの精ででもあるかのやうに、身軽に跳舞し、また踴躍ゆうやくする。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)