“うはぐすり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
釉薬25.0%
釉藥25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このうはぐすりの感じで、器物をわれらに親しませてくれる。釉は形の出來た上を更に美くしくしてくれて、器が放射する雰圍氣を一段と濃くする。
やきもの読本 (旧字旧仮名) / 小野賢一郎(著)
住居すまひはそこから右手へかけての棟つゞきであるらしく、前面からは塀と樹木とのためによく見えないが、この地方特有の赤黒い釉薬うはぐすりをかけた屋根瓦のぎつしりした厚みがその上に覗いてゐた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
もっとも今日こんにちのようにかたものや、釉藥うはぐすりもちひたしな出來できなかつたので、いはゆる素燒すやきでありますが、とにかく土器どき發明はつめいされてから、人間にんげん生活上せいかつじよう非常ひじよう便利べんりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)