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踊躍
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ようやく
ふりがな文庫
“
踊躍
(
ようやく
)” の例文
私が最も愛読した書物は西田先生の『善の研究』であったが、私はそこにおいてかつて感じたことのない全人格的な満足を見出すことができて
踊躍
(
ようやく
)
歓喜した。
語られざる哲学
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
色の
真黒
(
まっくろ
)
な子供が、手がわりに銃を受取ると
斉
(
ひと
)
しく、むくむく、もこもこと、
踊躍
(
ようやく
)
して降りたのを思うと、一具の銃は、一行の名誉と、
衿飾
(
きんしょく
)
の、
旗表
(
はたじるし
)
であったらしい。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それからは不平の事は日を
逐
(
お
)
うて加はつても、準備の
捗
(
はかど
)
つて行くのを顧みて、
慰藉
(
ゐしや
)
を
其中
(
そのうち
)
に求めてゐた。其間に半年立つた。さてけふになつて見れば、心に
逡巡
(
しゆんじゆん
)
する
怯
(
おくれ
)
もないが、又
踊躍
(
ようやく
)
する
競
(
きほひ
)
もない。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“踊躍”の意味
《名詞》
躍りあがること。
(出典:Wiktionary)
踊
常用漢字
中学
部首:⾜
14画
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
“踊”で始まる語句
踊
踊子
踊場
踊屋台
踊歌
踊出
踊女
踊手
踊り場
踊屋臺