“ようぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
養分50.0%
楊文50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂糖さとう澱粉でんぷんといふような含水炭素がんすいたんそとよぶ養分ようぶんつくり、それをからえだへ、えだからみきくだつておくつて、木全體きぜんたい發育はついくのための養分ようぶんにし、そののこりはたくはへておきます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
つまりふゆさむときにはなつあひださかんにたくはへた養分ようぶんをそのまゝつて休養きゆうようするのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
そのために、若葉わかばをふいてから次第しだい丈夫じようぶにかため、なつさかりをさいはひに、どん/\太陽たいようひかりともはたらいて、あき紅葉もみぢをする支度したくや、ふゆてもこまらない、養分ようぶんたくはへをするのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
又璿[#「璿」は底本では「※」]の弟けん遼東りょうとう鎮守ちんじゅ呉高ごこう都指揮使としきし楊文ようぶんともに兵を率いて永平えいへいを囲み、東より北平を動かさんとしたりという。二子の護国の意の誠なるも知るべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)