“ほうくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砲火50.0%
蜂窠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵(てき)は米國軍艦(べいこくぐんかん)、我(われ)は帝國軍艦(ていこくぐんかん)、水雷(すいらい)砲火(ほうくわ)ならぬ陸上(りくじやう)の運動(うんどう)をもつて互(たがひ)に挑(いど)み鬪(たゝか)ふも亦(ま)た一興(いつきよう)であらうと思(おも)ふ。
本艦(ほんかん)之(これ)に應(おう)じて先(ま)づ手始(てはじめ)には八吋(インチ)速射砲(そくしやほう)つゞいて打出(うちだ)す機關砲(きくわんほう)。月(つき)は慘(さん)たり、月下(げつか)の海上(かいじやう)に砲火(ほうくわ)迸(とばし)り、硝煙(せうゑん)朦朧(もうらう)と立昇(たちのぼ)る光景(くわうけい)は、昔(むかし)がたりのタラント灣(わん)の夜戰(やせん)もかくやと想(おも)はるゝばかり。
閃(きらめ)くは電(いなづま)か、轟(とゞろ)くは雷(いかづち)か。 砲火(ほうくわ)閃々(せん/\)、砲聲(ほうせい)殷々(いん/\)。
その城壘(じやうるゐ)たりしと寺觀たりしとを知らず。今の街道はその廣間を貫きて通ぜり。側(かたへ)なる細徑を下れば、小房の蜂窠(ほうくわ)の如きありて、常春藤(きづた)と石長生(はこねさう)とは其壁を掩ひ盡せり。