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ふるげた
ふりがな文庫
“ふるげた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
古下駄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古下駄
(逆引き)
私
(
わし
)
も
手早
(
てばや
)
く
草鞋
(
わらじ
)
を
解
(
と
)
いたから、
早速
(
さツそく
)
古下駄
(
ふるげた
)
を
頂戴
(
ちやうだい
)
して、
椽
(
えん
)
から
立
(
た
)
つ
時
(
とき
)
一寸
(
ちよいと
)
見
(
み
)
ると、それ
例
(
れい
)
の
白痴殿
(
ばかどの
)
ぢや。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
流
(
なが
)
れて
行
(
ゆ
)
く
芥
(
ごみ
)
の
中
(
なか
)
に
西瓜
(
すゐくわ
)
の
皮
(
かは
)
や
古下駄
(
ふるげた
)
の
浮
(
う
)
いてゐるのまでがよく
見分
(
みわ
)
けられる。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
(さあ、
其
(
それ
)
では
御案内
(
ごあんない
)
申
(
まを
)
しませう、どれ、
丁度
(
ちやうど
)
私
(
わたし
)
も
米
(
こめ
)
を
磨
(
と
)
ぎに
参
(
まゐ
)
ります。)と
件
(
くだん
)
の
桶
(
をけ
)
を
小脇
(
こわき
)
に
抱
(
かゝ
)
へて、
椽側
(
えんがは
)
から、
藁草履
(
わらぞうり
)
を
穿
(
は
)
いて
出
(
で
)
たが、
屈
(
かゞ
)
んで
板椽
(
いたえん
)
の
下
(
した
)
を
覗
(
のぞ
)
いて、
引出
(
ひきだ
)
したのは一
足
(
そく
)
の
古下駄
(
ふるげた
)
で
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(2作品)
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