“ふうじや”の漢字の書き方と例文
語句割合
風邪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暑気甚(はなはだ)し。再び鎌倉に遊ばんかなどとも思ふ。薄暮(はくぼ)より悪寒(をかん)。検温器を用ふれば八度六分の熱あり。下島(しもじま)先生の来診(らいしん)を乞ふ。流行性感冒のよし。母、伯母(をば)、妻、児等(こら)、皆多少風邪(ふうじや)の気味あり。
口惜(くちを)しげに相手(あひて)を睨(にら)みしこともありしがそれは無心(むしん)の昔(むかし)なり我(わ)れ性來(せいらい)の虚弱(きよじやく)とて假初(かりそめ)の風邪(ふうじや)にも十日(とをか)廿日(はつか)新田(につた)の訪問(はうもん)懈(おこた)れば彼處(かしこ)にも亦(また)一人(ひとり)の病人(びやうにん)心配(しんぱい)に食事(しよくじ)も進(すゝ)まず稽古(けいこ)ごとに行(ゆ)きもせぬとか
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「風邪(ふうじや)の跡(あと)で持病の疝痛(せんつう)痔疾(ぢしつ)が起りまして、行歩(ぎやうほ)が愜(かな)ひませぬ。」
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)