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ふうじゃ
ふりがな文庫
“ふうじゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風邪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風邪
(逆引き)
そうして父の病状の思ったほど険悪でない事、この分なら当分安心な事、眩暈も
嘔気
(
はきけ
)
も皆無な事などを書き連ねた。最後に先生の
風邪
(
ふうじゃ
)
についても
一言
(
いちごん
)
の見舞を
附
(
つ
)
け加えた。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
十九年の十一月頃、ふと
風邪
(
ふうじゃ
)
に
冒
(
おか
)
され、
漸次
(
ぜんじ
)
熱発
(
はつねつ
)
甚
(
はなは
)
だしく、さては腸
窒扶斯
(
チブス
)
病との診断にて、病監に移され、治療
怠
(
おこた
)
りなかりしかど、熱気いよいよ強く
頗
(
すこぶ
)
る
危篤
(
きとく
)
に
陥
(
おちい
)
りしかば
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
子の
生長
(
そだち
)
にその身の
老
(
おゆ
)
るを忘れて春を送り秋を迎える内、文三の十四という春、
待
(
まち
)
に待た卒業も首尾よく済だのでヤレ嬉しやという間もなく、父親は不図感染した
風邪
(
ふうじゃ
)
から余病を引出し
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
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