“びしやもんてん”の漢字の書き方と例文
語句割合
毘沙門天100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信仰しんかうなし己の菩提所ぼだいしよ牛込うしごめの宗伯寺なりしが終に一大檀那だいだんなとなり寄進の品も多く又雜司ざふし鬼子母神きしぼじん金杉かなすぎ毘沙門天びしやもんてん池上いけがみ祖師堂そしだうなどの寶前はうぜん龍越りうこしと云ふ大形の香爐かうろ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ハテ岩崎弥之助君いはさきやのすけくんです、なんだつて日本銀行総裁にほんぎんかうさうさいといふのだからきんばかりもくらゐあがるか大層たいさうな事です、アノ御方おかたやりでもいて立つた姿は、毘沙門天びしやもんてんさうもあります
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
いやこゝでこそ、呑気のんきらしいことをいふものゝ、磊々らい/\たる巉巌ざんがん尖頂せんちやうぢて、大菩薩だいぼさつちひさなほこらの、たゞてのひらるばかり……といつたところで、人間にんげんのではない、毘沙門天びしやもんてんてのひらたまふ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)