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びしゃもんてん
ふりがな文庫
“びしゃもんてん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
毘沙門天
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毘沙門天
(逆引き)
北辰妙見
(
ほくしんみょうけん
)
の宮、摩利支天の
御堂
(
みどう
)
、弁財天の
祠
(
ほこら
)
には名木の紅梅の
枝垂
(
しだ
)
れつつ咲くのがある。明星の丘の
毘沙門天
(
びしゃもんてん
)
。虫歯封じに
箸
(
はし
)
を供うる辻の坂の
地蔵菩薩
(
じぞうぼさつ
)
。時雨の如意輪観世音。
笠守
(
かさもり
)
の神。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
毘沙門天
(
びしゃもんてん
)
のかなり大きな像が彫ってあるのだが、凝灰岩の粗質な岩に彫ってあるため左右の像は首が落ちたり磨滅したりして殆ど原形を存しないのであるが、ただ中央の薬師如来だけは
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
よくある
土地
(
ところ
)
の長者とは、こんな
態
(
てい
)
の人物をいうのだろう。——五十がらみの、でっぷり肥えた体も、
唐物
(
からもの
)
ずくめの衣服や身かざり派手派手と、
毘沙門天
(
びしゃもんてん
)
の像でも歩いて出て来たようだった。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
びしゃもんてん(毘沙門天)の例文をもっと
(8作品)
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