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ひきやく
ふりがな文庫
“ひきやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
飛脚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛脚
(逆引き)
此時は
里人
(
さとひと
)
幾十人を
傭
(
やと
)
ひ、
橇
(
かんじき
)
縋
(
すかり
)
にて
道
(
みち
)
を
蹈開
(
ふみひらか
)
せ
跡
(
あと
)
に
随
(
したがつ
)
て
行
(
ゆく
)
也。此
費
(
ものいり
)
幾緡
(
いくさし
)
の銭を
費
(
つひや
)
すゆゑ
貧
(
とぼ
)
しき
旅
(
たび
)
人は人の
道
(
みち
)
をひらかすを
待
(
まち
)
て
空
(
むなし
)
く時を
移
(
うつす
)
もあり。
健足
(
けんそく
)
の
飛脚
(
ひきやく
)
といへども雪
途
(
みち
)
を
行
(
ゆく
)
は一日二三里に
過
(
すぎ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
振つて押込んだんだぜ。
亥刻
(
よつ
)
過ぎに泉屋へ入らうとする者があつたら、出前持でも、
飛脚
(
ひきやく
)
でも構はねえ、縛り上げて泥を吐かせることだ
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
爰
(
こゝ
)
に
於
(
おい
)
て
其
(
そ
)
の
隱
(
かく
)
し
終
(
おほ
)
すべきにあらざるを
知
(
し
)
つて、
衝
(
つ
)
と
膝
(
ひざ
)
を
支
(
つ
)
いて、
前夫
(
ぜんぷ
)
の
飛脚
(
ひきやく
)
の
手
(
て
)
を
取
(
と
)
つて
曳出
(
ひきだ
)
すとともに、
夫
(
をつと
)
の
足許
(
あしもと
)
に
跪
(
ひざまづ
)
いて、
哀求
(
あいきう
)
す。
曰
(
いは
)
く
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(12作品)
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