“はひだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
這出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何だ、又調練場(てうれんば)から小蛇でも這出(はひだ)して來たのかい」
凄(すさま)じい虫(むし)の唸(うなり)、軈(やが)て取(と)つて返(かへ)した左(ひだり)の手(て)に熊蜂(くまばち)が七ツ八ツ、羽(は)ばたきをするのがある、脚(あし)を揮(ふる)ふのがある、中(なか)には掴(つか)んだ指(ゆび)の股(また)へ這出(はひだ)して居(ゐ)るのがあツた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
堪(たま)らねえ、去年(きよねん)の沙魚(はぜ)の乾(ひ)からびた頭(あたま)ばかり、此(こゝ)にも妄念(まうねん)があると見(み)えて、北(きた)を向(む)いて揃(そろ)つて口(くち)を開(あ)けて居(ゐ)ら。蕨(わらび)を胴(どう)につけてうよ/\と這出(はひだ)しさうだ、ぺつ/\。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)