“はげしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
烈敷25.0%
絶急25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悍悪かんあくの事に狼の字をいふもの○残忍ざんにんなるを豺狼さいらうの心といひ○声のおそろしきを狼声らうせいといひ○どくはなはだしきを狼毒らうどくといひ○事のみだりなる狼々らう/\反相はんさうある人を狼顧らうこなきを中山狼○ほしいまゝくふ狼飡らうざんやまひはげしき
えんより下へ引下し高手小手にいましめたり然ば大膽不敵だいたんふてきの平左衞門も大岡殿の烈敷はげしき言葉ことばに一句も出ず繩目なはめに及ぶぞ心地よしさてまた大岡殿は老中方らうぢうかたに向はれ主税之助并に家來けらい平左衞門儀只今たゞいま吟味仕つり候通り是迄の惡事相違御座なくによりまづ主税之助儀は他家たけへ御預け仰せ付られ追ては
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
されど急流きふりう岩にげきして水勢すゐせい絶急はげしきところは雪もつもる事あたはず、浪を見る処もあり。渡口わたしばなどはをのにて氷をくだきてわたせども、つひにはこほりあつくなりて力およびがたく、船はをかりて人々氷の上をわたる。