“烈敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はげしく75.0%
はげしき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引請しにより彼是月に二兩位に成りしとぞ或夜まはりの節霜月しもつきすゑの事にて寒氣烈敷はげしく雪は霏々ちら/\と降出しゝ中を石町の鐘ととも子刻ねのこくの拍子木を打乍ら小路々々こうぢ/\
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この衝突は文明が進むに従って、ますます烈敷はげしくなるばかりでけっして調停のしようがないにきまっています。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
えんより下へ引下し高手小手にいましめたり然ば大膽不敵だいたんふてきの平左衞門も大岡殿の烈敷はげしき言葉ことばに一句も出ず繩目なはめに及ぶぞ心地よしさてまた大岡殿は老中方らうぢうかたに向はれ主税之助并に家來けらい平左衞門儀只今たゞいま吟味仕つり候通り是迄の惡事相違御座なくによりまづ主税之助儀は他家たけへ御預け仰せ付られ追ては
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)