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烈敷
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はげしく
ふりがな文庫
“
烈敷
(
はげしく
)” の例文
引請しにより彼是月に二兩位に成りしとぞ或夜
廻
(
まはり
)
の節
霜月
(
しもつき
)
末
(
すゑ
)
の事にて寒氣
烈敷
(
はげしく
)
雪は
霏々
(
ちら/\
)
と降出しゝ中を石町の鐘と
倶
(
とも
)
に
子刻
(
ねのこく
)
の拍子木を打乍ら
小路々々
(
こうぢ/\
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この衝突は文明が進むに従って、ますます
烈敷
(
はげしく
)
なるばかりでけっして調停のしようがないにきまっています。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
是
(
これ
)
が
烈敷
(
はげしく
)
なると、高い塔の上から、遥かの
下
(
した
)
を
見下
(
みおろ
)
すのと同じになるのだと意識しながら、漸く剃り
終
(
おは
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
持てぶら/\淺草へ
出
(
いで
)
ける處
遠乘馬
(
とほのりうま
)
十四五疋
烈敷
(
はげしく
)
乘來
(
のりきた
)
りしかば三吉後へ
逃
(
にげ
)
んとする
機
(
をり
)
其の馬一疋
斜
(
なゝ
)
めに駈出し
往來
(
わうらい
)
の者を踏倒す故三吉は
狼狽
(
うろたへ
)
て漸々
馳拔
(
はせぬけ
)
諏訪町へ來り酒屋へ這入て懷中を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“烈”で始まる語句
烈
烈々
烈火
烈風
烈日
烈婦
烈公
烈士
烈女
烈刀