“につちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
日中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ脳裏のうりには、今日けふ日中につちうに、かはる/″\あとを残した色彩が、ときの前後とかたちの差別を忘れて、一度にらついてゐた。さうして、それがなにの色彩であるか、何の運動であるかたしかにわからなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かへるがぴつたりとこゑときには日中につちうあたゝかさにひともぐつたりとつて田圃たんぼみじかくさにごろりとよこる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
穰苴じやうしよすでに((君ヲ))し、莊賈さうかやくしていはく、『(六)旦日たんじつ(七)日中につちう軍門ぐんもんくわいせよ』と。穰苴じやうしよせてぐんいたり、(八)へう(九)ろうくだしてつ。