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とっく
ふりがな文庫
“とっく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疾
36.4%
取組
22.7%
篤
18.2%
夙
13.6%
最前
4.5%
熟
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疾
(逆引き)
「ええ、突然。本当を云うと、突然なんてものは
疾
(
とっく
)
の
昔
(
むかし
)
に通り越していましたね。あっと云って
後
(
うしろ
)
を向いたら、もう結婚していたんです」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とっく(疾)の例文をもっと
(8作品)
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取組
(逆引き)
金三は
顋
(
あご
)
をしゃくいながら、桑畑の
畔
(
くろ
)
へ飛び出した。良平もべそをかいたなり、やむを得ずそこへ出て行った。二人はたちまち
取組
(
とっく
)
み合いを始めた。
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とっく(取組)の例文をもっと
(5作品)
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篤
(逆引き)
落ち着いて
篤
(
とっく
)
りと考えてみるつもりでしたが、まんじりともせず懊悩し切った頭には、もうそういう冷静な思考力や判断力なぞは、ことごとく
失
(
う
)
せてしまいました。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
とっく(篤)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
夙
(逆引き)
初め
此方
(
こっち
)
が世話になったのは、
既
(
も
)
う
夙
(
とっく
)
に恩は返している。何倍此方が尽しているか知れやしない。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
とっく(夙)の例文をもっと
(3作品)
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最前
(逆引き)
「旦那様ですか。もう
最前
(
とっく
)
に
御出掛
(
おでまし
)
に成りました。貴方、奥様は
先刻
(
さっき
)
から御待兼で御座ますよ」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「もう
最前
(
とっく
)
に寝て了いました」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とっく(最前)の例文をもっと
(1作品)
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熟
(逆引き)
時次郎は
熟
(
とっく
)
と
検
(
けん
)
し、「うむ、
心臓
(
むね
)
に
小刀
(
ナイフ
)
が。……」言懸けて照子を
視
(
み
)
れば、
眦
(
まなじり
)
釣って顔色
蒼
(
あお
)
く、唇は
戦
(
わなな
)
けり。召したる薄色の羽織の片袖
血潵
(
ちしぶき
)
を浴びて
紅
(
くれない
)
の
雫
(
しずく
)
滴る。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とっく(熟)の例文をもっと
(1作品)
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