“とうみやうざら”の漢字の書き方と例文
語句割合
燈明皿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にん田甫たんぼ往復わうふくしてからしばらつて村落むらうちからは何處どこいへからも提灯ちやうちんもつ田甫たんぼみち老人としより子供こどもとがぞろ/″\とほつた。勘次かんじ提灯ちやうちん佛壇ぶつだん燈明皿とうみやうざらうつした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かく土方どかた菱沼ひしぬまたくたづねて、そのたといふ土器どきると、完全くわんぜんなる徳利形とくりがたの、立派りつぱなる彌生式やよひしきである。それにまたカワラケの燈明皿とうみやうざら燈心とうしんために一くろげたる)と、高抔たかつきの一とである。
さういつてぢいさんは佛壇ぶつだんすみいた燈明皿とうみやうざらしてあぶら火傷やけどつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)