“てつぱう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐵砲69.2%
鉄砲23.1%
鳥銃7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうかすると蘇生いきかへつたはちはれてされたといふひとはなしきました。さうなると鐵砲てつぱうをかついでけものちにくもおなじやうなものです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
しかし、ふのをしんじないで、わたしかせることを不安心ふあんしんおもふなら、提灯ちやうちんうへ松明たいまつかずふやして、鉄砲てつぱう持参じさんで、たいつくつて、喇叭らつぱいておさがしなさい、それ御勝手ごかつてです。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其の中に戸外で狗の吠える聲を聞くと、アゝ彼の狗は非常に上手に鴫狩りをする。彼犬あれを連れて伯父の鳥銃てつぱうを持ち出して、今度の日曜は柏から手賀沼附近を渉獵して見たい。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)