“てっぽう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄砲83.6%
鉄炮11.5%
火縄砲1.6%
銕砲1.6%
鰒汁1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狼群ろうぐん鉄砲てっぽうをおそれて日中はあまりでないし、また人間の姿すがたが見えると、さっさとげてしまうので、この日は別段べつだん危険きけんもなかった。
法師丸は自分の部屋と定められた所に一日じっと引きこもっていて、遥かにきこえて来る鉄炮てっぽうの音やときのこえを耳にしながら
こっちは処の猟師の姿に化けて錆びた火縄砲てっぽうを一梃荷いでおったが、向うから覆面の野西がタッタ一人でスタスタと小急ぎに近付いて来たけに
驚いて飛びだして銕砲てっぽうなどを持って、多勢で還ってきてみるともうその辺にはいなかったそうである。単に遠くから姿を見たというだけの話なら、まだこの附近にも近頃の例がいくつかある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
鰒汁てっぽうとこいつだけは、命がけでもめられねえんだから、あの人のお酌でも頂き兼ねねえ。軍医の奥さんにお手のもので、毒薬いっぷくられちゃ大変だ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)