“ちうふく”の漢字の書き方と例文
語句割合
中腹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときおつぎのこゝろにはなゝめ土手どて中腹ちうふくへつけられた小徑こみち見出みいだしてほど餘裕よゆうがなかつたのである。土手どて内側うちがは水際みづぎはからしのが一ぱい繁茂はんもして夜目よめにはそれがごつしやりと自分じぶんあつしてえる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いま弦月丸げんげつまる側面前方そくめんぜんぱうやく米突メートル以内いない接迫せつぱくきたつた海蛇丸かいだまるは、忽然こつぜんその船首せんしゆ左方さほう廻轉くわいてんするよとに、そのするど衝角しようかくあたか電光石火でんくわうせきくわごとく、本船ほんせん中腹ちうふく目撃めがけてドシン※