“ちゆうふく”の漢字の書き方と例文
語句割合
中腹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
享和年間きようわねんかん鳥海噴火ちようかいふんか享保年間きようほねんかん岩手噴火いはてふんかとにおいては、鎔岩ようがん流出りゆうしゆつせしめたけれども、それもきはめて少量しようりようであつて、やま中腹ちゆうふくまでもたつしないくらゐであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
なほこのたい氣候きこう温和おんわひと居住きよじゆうにも適當てきとうし、また高山こうざん中腹ちゆうふく以下いかなのですから、土地とちはやくからひら人口じんこうおほく、物産ぶつさんるのも、ほかのたいよりずつと多量たりようです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
たかやまのぼられたひとは、だれでも氣付きづづてゐることですが、やましげつてゐる樹木じゆもくふもと中腹ちゆうふくとでは、まるで種類しゆるいがちがつてをり、頂上近ちようじようちかくになると、またさらにほかの種類しゆるい植物しよくぶつえてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)