“だくらう”の漢字の書き方と例文
語句割合
濁浪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝よくてうになつてると、海潮かいてうほとん平常へいじやうふくしたが、見渡みわたかぎり、海岸かいがんは、濁浪だくらう怒濤どたうためあらされて、昨日きのふうるはしく飾立かざりたてゝあつた砂上しやじやう清正きよまさ人形にんぎようも、二見ふたみうら模形もけいも、椰子林やしばやし陣屋ぢんや
塲内じやうない光景くわうけいじつ慘憺さんたんたるもので、濁浪だくらう怒濤どたう一方いつぽう岩壁いわかべ突破つきやぶつて、奔流ほんりうごと其處そこから浸入しんにふしたものとへ、そのそばの、かね發動藥液はつどうやくえき貯藏ちよぞうせられてつた小倉庫せうさうこてつとびら微塵みぢんくだかれて