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だくらう
ふりがな文庫
“だくらう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濁浪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濁浪
(逆引き)
翌朝
(
よくてう
)
になつて
見
(
み
)
ると、
海潮
(
かいてう
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
平常
(
へいじやう
)
に
復
(
ふく
)
したが、
見渡
(
みわた
)
す
限
(
かぎ
)
り、
海岸
(
かいがん
)
は、
濁浪
(
だくらう
)
怒濤
(
どたう
)
の
爲
(
ため
)
に
荒
(
あら
)
されて、
昨日
(
きのふ
)
美
(
うる
)
はしく
飾立
(
かざりた
)
てゝあつた
砂上
(
しやじやう
)
の
清正
(
きよまさ
)
の
人形
(
にんぎよう
)
も、
二見
(
ふたみ
)
ヶ
浦
(
うら
)
の
模形
(
もけい
)
も、
椰子林
(
やしばやし
)
の
陣屋
(
ぢんや
)
も
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
塲内
(
じやうない
)
の
光景
(
くわうけい
)
は
實
(
じつ
)
に
慘憺
(
さんたん
)
たるもので、
濁浪
(
だくらう
)
怒濤
(
どたう
)
は
一方
(
いつぽう
)
の
岩壁
(
いわかべ
)
を
突破
(
つきやぶ
)
つて、
奔流
(
ほんりう
)
の
如
(
ごと
)
く
其處
(
そこ
)
から
浸入
(
しんにふ
)
したものと
見
(
み
)
へ、
其
(
その
)
直
(
す
)
ぐ
側
(
そば
)
の、
兼
(
かね
)
て
發動藥液
(
はつどうやくえき
)
の
貯藏
(
ちよぞう
)
せられて
居
(
を
)
つた
小倉庫
(
せうさうこ
)
の
鐵
(
てつ
)
の
扉
(
とびら
)
は
微塵
(
みぢん
)
に
碎
(
くだ
)
かれて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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